１１月：主の私生活
１年が３６５．２５日の「ユダヤ人の古い太陽暦」紀元前１９年１１月２１日（水）
「ユダヤ人の古い太陽暦」の紀元前１９年１１月２１日（木）、ヨアキムとアンナがマリアを神殿に捧げました
　１年が３６５．２５日の「ユダヤ人の古い太陽暦」の紀元前１９年１１月２１日（木）、ヨアキムとアンナはエルサレムの神殿で３歳２ヶ月１３日齢のマリアを神に捧げました。
　１１月２１日の日付は「聖母から最愛の子司祭たちへ」の第１８５章、「神殿に奉献される聖マリア」から引用しました。
　下記の定理は１年が３６５．２５日の「ユダヤ人の古い太陽暦」の定理の応用編です。応用編の定理の目的は、第２章の聖アンナの言葉Since the end of December「１２月末から」が意味する１年が３６５．２５日の「ユダヤ人の古い太陽暦」の正確な開始年を確定することです。（「主のご降誕」で「暦」について詳しく解説したので参照してください。）
下記の定理の＋２はＸが２０のときに１月１日の冬至を日曜日にするために付け足した便宜上の数字です。
（-１２８×Ｘ）＋２＝？
①、まず、私はＸに２１、２０、１９を順番に代入して１年が３６５．２５日の「ユダヤ人の古い太陽暦」の「開始年」を考察しました。
Ｘが２１で紀元前２６８６年になります。（-１２８×２１）＋２＝-２６８６
　Ｘが２０で紀元前２５５８年になります。（-１２８×２０）＋２＝-２５５８
Ｘが１９で紀元前２４３０年になります。（-１２８×１９）＋２＝-２４３０
　つまり、最大限、紀元前２６８６年～紀元前２４３０年の範囲内で１年が３６５．２５日の「ユダヤ人の古い太陽暦」を開始すれば「ユダヤ人の古い太陽暦」の定理の応用編が成立しました。もちろん紀元前２６８６年～紀元前２４３０年の範囲内に私がとても関心を持っている「クフの大ピラミッド」が完成した紀元前２５５８年がありました。
②、紀元前２５５８年１月１日（日）は冬至です。だから「クフの大ピラミッド」が完成した紀元前２５５８年頃は１年が３６５．２５日の「ユダヤ人の古い太陽暦」の開始年です。
　１年が３６５．２５日の「ユダヤ人の古い太陽暦」、そして１年が３６５．２４２５日の「古いグレゴリオ暦」との関係Ｘは２０でした。
（-１２８×２０）＋２＝-２５５８
③、私は、定理のＸに１９から０を順番に代入して下記の一覧表を作成しました。
（-１２８×Ｘ）＋２＝？
紀元前２４３０年（Ｘ＝１９）紀元前２３０２年（Ｘ＝１８）紀元前２１７４年（Ｘ＝１７）紀元前２０４６年（Ｘ＝１６）紀元前１９１８年（Ｘ＝１５）紀元前１７９０年（Ｘ＝１４）紀元前１６６２年（Ｘ＝１３）紀元前１５３４年（Ｘ＝１２）紀元前１４０６年（Ｘ＝１１）紀元前１２７８年（Ｘ＝１０）紀元前１１５０年（Ｘ＝９）紀元前１０２２年（Ｘ＝８）紀元前８９４年（Ｘ＝７）紀元前７６６年（Ｘ＝６）紀元前６３８年（Ｘ＝５）
紀元前５１０年（Ｘ＝４）紀元前３８２年（Ｘ＝３）紀元前２５４年（Ｘ＝２）
紀元前１２６年（Ｘ＝１）西暦２年（Ｘ＝０）
　上記の一覧表を見るとＸが２０で紀元前２５５８年になりました。
（-１２８×２０）＋２＝-２５５８
④、上記の応用編の定理によって、私は、紀元前２５５８年頃、「クフの大ピラミッド」が完成したと理解しました。

１１月：西暦２７年
西暦２７年１１月後半、サンヘドリンがイエズスを迫害したのでイエズスとニコデモが話し合いました
　西暦２７年１０月１５日（水）～１０月２１日（火）、エルサレムで幕屋祭を祝いました。
　幕屋祭を終えるとイエズスは近隣の村々で宣教しました。
　西暦２７年１１月後半、サンヘドリンの議員たちはイエズスの絶大な人気に嫉妬しました。それでサンヘドリンの議員たちは会合を開いて「エルサレム神殿からのイエズスの追放」を決議しました。
　サンヘドリンが会合を開いた夜、ファリサイ派に属しているニコデモがゲッセマニの宿舎にやって来て言いました。（ヨハネ３：１-２１）
「ラビ、私たちはあなたが神の元から来られた先生だと知っています。なぜならば、あなたがなさっている業は神が共におられないと出来ないからです。」
　イエズスが言いました。
「あなたに言っておきます。人は上から生まれなければ神の国に行けません。」
　ニコデモは訊ねました。
「人は年を取ってからどうして新たに生まれることがでるでしょうか。再び母の胎内に宿って生まれるのですか。」
　イエズスが答えました。
「あなたに言っておきます。人は水と霊によって新たに生まれなければ神の国に入ることが出来ません。肉から生まれた者は肉で霊から生まれた者だけが霊なのです。わたしは『あなたがたは上から生まれなければならない。』と言いましたが驚いてはいけません。風は思いのままに吹きます。あなたがたはその音を聞きますがそれがどこから来てどこに行くのかを知りません。霊から生まれた者もそれと同じです。」

１１月：西暦２８年

１１月：西暦２９年
律法学者やファリサイ派の人たちは姦通の女に投石出来ませんでした
　早朝、エルサレム神殿の境内に入ると群集が集まって来たのでイエズスは腰を下ろして教えました。
　律法学者とファリサイ派の人たちは姦通の現場で捕らえた女を群集のまん中に立たせました。そしてファリサイ派の人たちが訊ねました。（ヨハネ８：２-１１）
「先生、この女を姦通の現場で捕まえました。モーセは律法の中でこの類（たぐい）の女は投石で殺すように命じています。さて、あなたはどう考えますか。」
　彼らがそう言ったのはイエズスを訴える口実を得るためでした。
　イエズスは地面にかがんで指先で字を書き始めました。だが、彼らがしつこく質門したので立ち上がって言いました。
「では、あなたたちの中で罪を犯したことのない人がまずこの女に石を投げなさい。」
　イエズスは再びかがみ込んで地面に字を書き続けました。
　イエズスのみことばを聞いた人々はイエズスが地面に書いた文字を見ながら年長者を手始めに１人また１人と立ち去ってイエズスと女だけが残りました。
イエズスは立ち上がって女に訊ねました。
「婦人よ、他の人たちはどこへ行ったのですか。誰もあなたを処罰すべきだと判断しなかったのですか。」
　女は言いました。
「主よ、誰もいませんでした。」
　イエズスが言いました。
「わたしもあなたを処罰しようと思わない。もう行きなさい。これからは罪を犯してはなりません。」

１１月：西暦３０年


　西暦２０２４年２月２日、英語版の第１２章を推敲しています。丁寧に読んでいます。２月下旬にアップロードの予定です。