Kindle版 イエズス・キリストの私生活と公生活 天文学データ

30%Off:「イエズス・キリストの私生活と公生活」「イエズスの王国」:本命は「祭日 祭日候補 祝日 祝日候補 年代順の一覧表」など。

1月:主の私生活、西暦27年、西暦28年、西暦29年、西暦30年

1月:主の私生活
私は、「イエズス・キリストの私生活と公生活 天文学データ」第1章を引用しました。
創世記に次のように書いてあります。唯一の神である三位一体の神は土の塵(アダマ)で人(アダム)を創ってその鼻に息を吹き込みました。こうして人は生きる者となりました。
神は人をエデンの園に住まわせました。*1
神は言いました。*2
「人が独りでいるのはよくない。彼を助ける者を創ろう。」
神が彼女を人のところに連れて来たので人が言いました。*3
「これこそ私の骨から出来た骨、肉から出来た肉だ。それで女と呼ぼう。」
蛇(ルチフェル)は女に言いました。*4
「神は園の中のどの木からも食べてはいけないと言ったのか。」
蛇は女を巧妙に誘惑しました。*5
「園の真ん中の木の実を食べても決して死ぬことはない。その実を食べると目が開いて神のように善悪を知る者となることを神は知っているのだ。」
それで、人祖は神の命令を無視してその実を食べて悪魔たちと同様に聖寵を失いました。
神は人祖の反逆の罰として人類の全ての子孫に原罪を課しました。*6
アダムとエバは子供を授かりました。
子どもたちが神に捧げ物をする際に神が弟アベルの捧げ物を気に入られたので兄カインは弟に嫉妬してカインはアベルを野原で殺害しました。
神はカインの大罪に怒って彼を追放しました。*7
アダムとエバは再び子供を授かってその子をセトと名付けました。
セトに男の子が生まれてその子をエノシュと名付けました。
主の御名を呼び始めたのはこの時代からでした。*8
「ノアの大洪水」以前の地球の自転速度は空気の密度が高かったので現在よりも緩やかでした。地球が太陽を周回する日数は365.2425日よりも少なかったのです。だから私は「ノアの大洪水」以前の「太陽暦」を1年が365.2425日の「古いグレゴリオ暦」と比較することはしません。
堕落した世代の中でノアは神に従順でした。それで神はノアと契約を結んで彼に箱舟を造らせ大洪水から彼の家族を守りました。*9
「ノアの大洪水」は全世界の地表を根こそぎ洗い流しました。だから植物、動物の死骸は未曾有の土石流に押し流されて地層の中の化石となりました。
天空の厚い水の層が破れたので40日間大雨が続きました。地殻の割れ目からマグマが湧き出ました。そして未曾有の土石流は押し寄せる大津波と大津波後の引き波によって二層構造の水平地層を形成しました。「ノアの大洪水」が形成した有名な水平地層はアメリカ合衆国アリゾナ州北部のグランドキャニオンです。1600m以上の厚さです。
世界の人々は同じ言葉を使っていました。人々は言いました。*10
「さあ、天まで届く塔のある町を建設して有名になろう。」
主は天から降って来て人の子たちが建てた塔の町を見て言いました。
「彼らは1つの民で1つの言葉を話しているからこのような傲慢な業を始めたのだ。このままでは彼らの企てを妨げられない。わたしたちは降って行って彼らの言葉を混乱させて互いの言葉が理解出来ないようにしよう。」
それでこの町はバベルと呼ばれて主がそこで全地の言葉を混乱(バベル)させて彼らを全地に散らしました。
ノアの息子たちの名前はセム、ハム、ヤファトでした。*11
「ノアの大洪水」以降、地球が太陽を1年で周回する日数は365.2425日でした。
紀元前2558年1月1日(日)頃の冬至、アブラハムの先祖は1年が365.25日の「ユダヤ人の古い太陽暦」を開始しました。
天文学者長谷川司氏のウェブサイトhttp://star.gs/ ☆出没南中時刻:太陽・月・惑星の紀元前2558年1月1日は一覧表の左側の○印のように日曜日の冬至でした。
私は、一覧表の左側に各年号の1月1日の曜日の一覧を書きました。

当然、西暦2558年頃にアブラハムの先祖が開始した1年が365.25日の「ユダヤ人の古い太陽暦」は1年が365.2425日の「古いグレゴリオ暦」に対して128年に1日の割合で日付が長くなりました。
メソポタミアに住んでいたアブラハムの先祖が紀元前2558年頃の1月1日(日曜日)の冬至に始めたという意味は、古代都市メソポタミアで紀元前2558年頃の1月1日(日)の冬至にアブラハムの先祖が始めた1年が365.25日の「太陽暦」という意味です。
最も優れた暦は「グレゴリオ暦」です。だが、「グレゴリオ暦」を採用するために人類は「グレゴリオ暦」の概念が完成した西暦1582年を待たねばなりませんでした。
だから上記3つの暦の紀元前2558年1月1日(日曜日)は冬至でした。
128年に1日の割合で日付が長くなることは「ノアの大洪水」以降、紀元前のどの世紀に開始した「太陽暦」であっても1年が365.25日の「太陽暦」が持つ宿命でした。
セムの子孫にテラがいました。テラにアブラム、ナホル、ハランが生まれました。*12
紀元前18世紀以前、主はアブラム(アブラハム)に言いました。*13
「あなたは、生まれ故郷、父の家を離れてわたしが示す地に行きなさい。わたしはあなたを大いなる国民にする。」
アケメネス朝ペルシャ第3の王ダレイオス1世(紀元前558年頃~紀元前486年。治世は紀元前522年~紀元前486年)の治世第1年、大天使ガブリエルが聖ダニエルに預言しました。*14(私は、上記の紀元前の年号をWikipediaから引用しました。)
「あなたの民と聖なる都に対して70週が定められている。それが終わると逆らいは終わり、罪は封じられて不義は償われる。とこしえの正義が到来し幻と預言は封じられ最も聖なる者に油が注がれる。」
*1創世記2:7-8 *2創世記2:18 *3創世記2:22-23 *4創世記3:1 *5創世記3:4-5
*6創世記3:6-7 *7創世記4:3-16 *8創世記4:25-26 *9創世記6:18 *10創世記11:1-9 *11創世記10:1 *12創世記11:27 *13創世記12:1-3 *14ダニエル9:24


1月:西暦27年
1年が365.25日の西暦27年1月6日(月)
私は、「天国の祝祭日と記念日一覧 天文学データ」を1月~12月の年間で書きました。
前項の一覧表の蛍光ペンの1年が365.25日の「ユダヤ人の古い太陽暦」の紀元前5年12月25日(月)から「30年後」は西暦27年1月6日(月)の日没後です。(次項の一覧表をご覧ください。)
聖母マリアが見ているユダヤ人の「太陽暦」の紀元前5年12月25日(月)から「30年後」は西暦27年1月6日(月)の日没後です。つまり、西暦27年1月6日(月)の日没後、イエズスはヨルダン川の洗礼者ヨハネの元に向かいました。
私が見ている前項の暦は1年が365.25日の「ユダヤ人の古い太陽暦」です。
聖母マリアが見ている暦は1年が365.25日のユダヤ人の「太陽暦」です。
呼び方は違っていますが「同じ暦」を見ています。
1年が365.25日の西暦27年1月6日(月)、太陽が午後4時52分に沈みました。
日没後、イエズスが厳密な意味で30歳になりました。
この表は、西暦27年1月1日(水)~1月11日(土)の月の天文学データです。

聖母マリアの涙に見送られながらイエズスが洗礼者ヨハネの元に旅立ちました。
聖ヨハネは、ヨハネ福音書第1章4節~14節に「神のみことば」について書きました。
みことばの内に命があった。その命は人間の光だった。光は闇の中で輝いた。闇はその光に打ち勝たなかった。神が遣わした者がいた。その名は洗礼者ヨハネだった。この人は証をするためにやって来た。光について証をして彼によって全ての人が信じるようになるためであった。彼は光ではなかった。光について証をするためにやって来た。全ての人を照らす真の光はこの世にやって来た。みことばはこの世に来た。この世はみことばによって出来たがこの世はそれを認めなかった。みことばは御自分の民の中に来たが民はそのみことばを受け入れなかった。しかし、それを受け入れて信じる者には神の子となる資格を与えた。人間の血や意思ではなく、男の意思によってでもなく、彼らは神によって新たに生まれた。みことばは人間となって民と一緒に住むようになった。私たちはその人の栄光を見た。それは神の独り子の栄光だった。その独り子は恵みと真理に満ちていた。
洗礼者ヨハネはイエズス・キリストを証しました。(ヨハネ1:15)「私の後から来られる御方は私よりも偉大である。なぜならば、私よりも先に存在しておられたからだ。」
使徒聖ヨハネは「イエズスの公生活」を回顧して書きました。(ヨハネ1:16-17)
私たちは皆この人の満ち溢れる豊かさから恵みを受けた。律法はモーセを通して与えられた。しかし、恵みと真理はイエズス・キリストを通してもたらされた。御父を見た者はいない。御父の懐(ふところ)におられた独り子の神が御父を啓示したのである。


1月:西暦28年
イエズスの公生活2年目、西暦28年上半期
1年が365.25日の西暦28年1月2日(金)
西暦28年1月2日(金)、イエズスがサマリアの女と出会いました
イエズスが洗礼者ヨハネよりも多くの弟子を持ってその弟子たちが人々に洗礼を授けているのをファリサイ派の人々が知りました。そのことを知るとイエズスはユダヤを去ってガリラヤに向かいました。その際、サマリアを通らなければならなかったのでシカルという町にやって来ました。その町はヤコブが彼の息子ヨセフに与えた土地の近くでヤコブの井戸がありました。ヤコブの井戸は幅が2.3m、深さは35mありました。
 西暦28年1月2日(金)、太陽が午前11時46分13秒に南中しました。
弟子たちは町に買い物に出かけました。聖ヨハネはイエズスと共に井戸の傍にいました。
イエズスは長旅に疲れて井戸の傍らの塀に腰掛けました。(ヨハネ4:1-42)
昼の12時頃、サマリアの女が水汲みにやって来たのでイエズスが言いました。
「水を飲ませてください。」
 サマリアの女は言いました。
「ユダヤ人のあなたがサマリア人の私にどうして水を飲ませてくださいとおっしゃるのですか。」
 ユダヤ人とサマリア人は些細なことでも言い争っていました。
イエズスが言いました。
「あなたが神の賜物を知っており、また、『水を飲ませてください。』と頼んだのが誰かを知っていればあなたの方からその人に願うだろうし、その人はあなたに生ける水を与えたでしょう。」
 サマリアの女は言いました。
「主よ、あなたは水を汲む道具をお持ちではありません。井戸はとても深いのですよ。どこからその生ける水を汲んで来るのですか。あなたは私たちの先祖ヤコブよりも偉いとでも言うのですか。ヤコブはこの井戸を私たちに与えて、彼と子供、また、家畜さえもこの井戸水を飲んだのですよ。」
 イエズスが答えました。
「この水を飲む人たちは再び喉が渇きます。しかし、わたしが与える水を飲む人は永遠に渇くことがありません。それどころかわたしが与える水はその人の中で泉となって永遠の命に至る水が湧き出るのです。」
 女は言いました。
「主よ、再び喉が渇かないように、また、ここまで水汲みに来なくて済むようにその水をお与えください。」
 イエズスが女に言いました。
「あなたの主人を呼んで来なさい。」
女は言いました。
「私には夫がいません。」
イエズスが言いました。
「『夫がいない。』とは上手く答えたものです。あなたには5人の夫がいましたがいまいるのは夫ではありません。あなたは本当のことを言いました。」
 女は言いました。
「主よ、あなたは預言者だと思います。私たちの先祖はこの山で礼拝しましたが、あなたがたは礼拝する場所はエルサレムにあると主張しています。」
 イエズスが答えました。
「婦人よ、わたしを信じなさい。あなたがたが御父を礼拝する時が来ます。この山でもエルサレムでもない所で。あなたがたは自分でも知らないものを礼拝しています。しかし、私たちは自分たちが知っているものを礼拝しています。救いはユダヤ人から出るからです。真の礼拝者たちが霊と真理で御父を礼拝する時が来ます。そしていまがその時なのです。御父はそのような礼拝者をお望みです。神は霊です。従って、神を礼拝する者は霊と真理によって礼拝しなければなりません。」
 女は言いました。
「私はメシアと呼ばれる御方が来られることを知っています。その御方がおいでになると全てのことを教えてくださるでしょう。」
 イエズスが言いました。
「あなたと話しているわたしがそれなのです。」
弟子たちが町から戻って来るとイエズスが見知らぬ女と話していたので怪訝な顔をしました。しかし、誰ひとり「何かご用ですか。」「何をお話しされたのですか。」と訊ねません。
女は水瓶を井戸の傍らに置いて立ち去りました。
女はシカルの住民たちに言いました。
「さあ来てご覧なさい。私の過去を全て言い当てた人がいます。ひょっとしてあの人がメシアではないでしょうか。」
 住民たちは町の門から出て来てイエズスの元にやって来ました。
 弟子たちはイエズスに勧めました。
「ラビ、何か召し上がってください。」
 イエズスが答えました。
「わたしにはあなたがたの知らない食べ物があります。」
 弟子たちは互いに言いました。
「誰か食べ物を持って来たのだろうか。」
 イエズスが言いました。
「わたしの食べ物とはわたしをお遣わしになった御方の御意思を行ないその御方の業を成し遂げることです。あなたがたは『刈り入れまでまだ4ヶ月ある。』と言うではありませんか。しかし、目を上げて畑をご覧なさい。畑は刈り入れを待って黄色くなっています。そして刈る人は報いを受けて永遠の命に至る実を集めています。それは種を蒔く人も刈り入れる人も共に喜ぶためです。『1人が種を蒔きもう1人が刈り取る。』という諺はそのことなのです。わたしはあなたがたを遣わしました。それはあなたがたが労苦しなかったものを刈り取らせるためです。他の人たちが苦労してあなたがたはその恩恵を被るのです。」
 シカルの住民たちは「私の過去を全て言い当てた人がいます。」と言った女の証言によってイエズスを信じました。それで住民たちは町に滞在して欲しいとイエズスに願いました。
私が日付を確定する典型的な方法を解説しました。
聖ヨハネは、ヨハネ福音書第4章40節に次のように書きました。
「イエズスは2日間そこに滞在された。」


1月:西暦29年
イエズスの公生活3年目、西暦29年上半期
1年が365.25日の西暦29年1月28日(金)
西暦29年1月28日(金)、カナンの老婆に会いました
この表は、西暦29年1月24日(月)~2月13日(日)の月の天文学データです。


1月:西暦30年
イエズスの公生活4年目、西暦30年
西暦30年1月8日(日)、イエズスの3回目の洗礼記念日
この表は、西暦30年1月1日(日)~1月14日(土)の月の天文学データです。
私の本を読んでください。
西暦30年1月、イエズスはヨルダン川東岸、洗礼者ヨハネが洗礼を授けていた村に滞在したので多くの人たちがイエズスの元にやって来て言いました。(ヨハネ10:40-42)
「洗礼者ヨハネは何のしるしも行なわなかったが、彼がこの人について語ったことは本当だった。」


 西暦2024年2月12日、英語版のアップロードを終了しました。
https://www.amazon.co.jp/-/en/Tetsuyo-Sano-ebook/dp/B0BXVJNR9H
Holy Mother Mary was praying to the Father God in the last supper house.
She was fifty years seven months and one day old.
The first day of the week, it was Sunday, April 9, 30 A.D., the sun rose at 5:20 a.m.
St. Mary Magdalene went to the tomb first, and she saw that the stone had been removed from the entrance of the tomb, so she was very surprised, and she went to St. Peter and St. John, and she said. (John 20:1-18).
“They have taken our Lord out of the tomb, and I don’t know where they have put Him!”
St. Peter and St. John started for the tomb, and St. John reached the tomb first. St. John bent over and looked at the Shroud, which was lying there, but he did not go in.
St. Peter, who was behind him, arrived and went into the tomb, and he saw the Shroud lying there, as well as the burial cloth that had been around His head. The cloth was folded up by itself, separate from the Shroud. They went inside, but there was no body of Jesus. So they went back to the last supper house.
St. Mary Magdalene was crying outside. When she was weeping, she bent over to look into the tomb and she saw the two angels.
They asked her.
“Woman, why are you weeping?”
She replied.
“They have taken my Lord away, and I don’t know where they have put Him.”
She turned around, and she met a Man.
He asked.
“Woman, why are you weeping? Whom are you seeking?”
She said.
“Sir, if You have carried Him away, tell me where You have laid Him, and I will take Him away.”
Jesus Christ said to her.
“Mary!”
She turned toward Him and cried out.
“Rabboni!”
That meaning was Teacher.
Jesus Christ said.
“Do not cling to Me, for yet I have not ascended to My Father. Go instead to My brothers, and say to them, ‘I am ascending to My Father and your Father, and to My God and your God.’ ”
She started for the house of the last supper, and said to them.
“I have seen the Lord.”
And she told them about His things.