第55章
午後、イエズスがナインの町に近付くと1日半前に亡くなった少年が町の門から運び出されるところでした。その母はやもめで住民たちが母親に付き添っていました。
イエズスは婦人を見て哀れに思って言いました。(ルカ7:11-17)
「泣くことはない。」
イエズスが棺台(かんだい)に触れたので運び手たちは立ち止まりました。
イエズスが死んでいる少年に命じました。
「若者よ、わたしが言います。起きなさい。」
1日半前に死んだ少年は起き上がって話し始めました。
イエズスは少年を母親に返しました。ナインの人々は神を称えて言いました。
「偉大な預言者が我々の間に現われた。神がその民を訪れてくださった。」
死者が甦った噂はユダヤ全土と周辺地域に広まりました。
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