第51章
安息日の翌日、カフェルナウムでローマ軍の百人隊長が乞い願いました。(マタイ8:5-13)
「主よ、私のしもべが中風でひどく苦しんで私の家で寝ています。」
イエズスが言いました。
「では、わたしがあなたの家に行って治してあげましょう。」
百人隊長は言いました。
「主よ、私はあなたを家に迎え入れるような者ではありません。お言葉をください。そうすればしもべは治ります。私は権威の下にいる人間なので部下を持っています。1人に『行け。』と言えば行きます。他の者に『来い。』と言えば来るのです。しもべに『これをしろ。』と言えばその通りにします。」
百人隊長の言葉を聞いてイエズスは感激しました。それで付いて来た群衆に言いました。
「あなたがたによく言っておく。わたしはイスラエルでこれほどの信仰に出会った試しがない。あなたがたに言っておく。多くの人々が東から西からやって来て、天の国で、アブラハム、イサク、ヤコブと一緒に食卓に着くでしょう。だが、イスラエルの国の子どもたちは外の闇に投げ捨てられるでしょう。そこには嘆きと歯ぎしりがあるでしょう。」
イエズスが百人隊長に言いました。
「あなたは家に戻りなさい。あなたが信じている通りになります。」
百人隊長のしもべの病気はその時に治りました。
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