Kindle版 イエズス・キリストの私生活と公生活 天文学データ

30%Off:「イエズス・キリストの私生活と公生活」「イエズスの王国」:本命は「祭日 祭日候補 祝日 祝日候補 年代順の一覧表」など。

第49章

49.西暦28年2月20日(金)まで山上でイエズスが集中講義を行ないました(後半)
イエズスは使徒と大群集に教えました。(マタイ6:16-マタイ7:29)
「断食する時は偽善者のように暗い顔をしてはなりません。彼らは断食していることを人々に見せるために暗い顔をします。しかし、わたしは言います。彼らは既に報いを受けました。従って、断食する時には頭に油を塗って顔を洗いなさい。それは断食していることを人に知られないようにするためで隠れたことをご覧の父なる神にだけ知っていただくためです。そうすれば隠れたことをご覧の父が報いてくださいます。」
「あなたがたは地上に宝を積んではなりません。地上では虫が食い、錆びつき、泥棒が盗み出します。あなたがたは天に宝を蓄えなさい。そこでは虫が食わず、錆びつかず、泥棒が盗み出す心配もありません。あなたの宝のある所にあなたの心があるからです。」
「目は体の灯です。あなたの目が澄んでいればあなたの全身は健全です。しかし、目が濁っていればあなたの全身は病んでいます。もしあなたの心の中が闇ならばその暗さはどれほどでしょう。」
「人は誰も2人の主人に同時に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛するかあるいは一方を尊んで他方を軽んじるからです。あなたがたは神とマンモンに同時に仕えることはできません。」
「わたしはあなたがたに言います。命のために何を食べ何を飲もうかと心配してはなりません。命は食べ物よりも価値があります。体は衣服よりも価値があるではありませんか。空の鳥をご覧なさい。それらは種を蒔きもせず刈り入れも食料を倉に納めることもありません。しかし、天の父はそれらを養っておられます。あなたがたは鳥より価値があるではありませんか。思い煩ったとしても寿命を少しでも延ばすことが出来ますか。衣服のことでなぜ思い煩うのですか。野のユリをご覧なさい。それらは着飾るために労苦も紡ぎもしません。あなたがたに言います。栄華に彩られたソロモン王でさえもその花ほどには着飾っていません。きょうは活きあすは炉に投げ込まれる野の草でさえも神はそのように配慮してくださいます。ましてやあなたがたに対してはそれ以上の配慮があります。信仰の薄い者たちよ。だから何を食べようか何を飲もうか何を着ようかと思い煩ってはいけません。それらは異邦人が切に願い求めるものです。父なる神はそれらのものが必要なことをご存知です。ですからまず神の国とその義を求めなさい。そうすればそれらのものを付け加えてお与えになるでしょう。明日のことを思い煩ってはなりません。明日のことは明日が思い煩えばよい。きょうの苦労はきょうだけで十分です。」
「人を裁いてはなりません。そうすればあなたがたも裁かれないでしょう。あなたがたが人を裁くと同じ秤で裁かれます。兄弟の目の上にあるおがくずは見えるのになぜ自分の目の前の丸太に気付かないのですか。目の前に丸太があるのになぜ『兄弟の目の上のおがくずを取らせてくれ。』と言えようか。偽善者よ、まず自分の目の前にある丸太を取り除きなさい。そうすれば視界が開けて兄弟の目の上のおがくずを取り去ることが出来るでしょう。」